【1級小型船舶】8月23日 海図の勉強始める

f:id:komechu2020:20200909232526j:plain

こんにちは、こめちゅーです。ノンアルビールを毎晩2本飲んでますが、断酒は続いてます。

今日もですが、小型船舶取得日記の続きです。

これを使います。コンパス、ディバイダー、そして三角定規。ディバイダーはコンパスの鉛筆の芯の部分も針になっているものです。

f:id:komechu2020:20200913124130j:plain

f:id:komechu2020:20200913124123j:plain

勉強する前は何故こんなものがいるのかサッパリ判りませんでした。
海図はW150とW200というものが両面に印刷されたものが2枚教材一式と共に提供されています。

f:id:komechu2020:20200913124128j:plain

まずは上級科目のテキストを読みます。上級運航Ⅰです。以下がその課目です。
第1課 航海計画(海図使用)
第2課 船位の測定(海図使用)
第3課 海流がある時の航法(海図使用)

航海計画とは海図に指定された出発位置から変針位置を経由して航海した場合、何ノットで航海した場合に何時に到着するか?というような問題です。船位の測定は、トランシットやクロス(地上目標の交差点から現在位置を評定する方法)で船位を求める課題です。
海流航法はずばりそのままなんですが、簡単な航海計画が提示されて、そこに海流が影響した結果どういうことになるのかということを求める課題です。慣れてしまえばそれほど難しくはないと思います。
ただしこれまでの人生で一度もやったことなかったので1回読んだだけでは頭に定着せず、練習問題を2回やらないとダメでした。理解はできますし、慣れます。

海図の緯度のところで学んだんですが、緯度1分=1海里(マイル=nm:Noutical Mile)= 1.852キロメートルになるんですね。変針位置を求めて色々と計算して引いた経路をディバイダーで測って、それを海図の端の緯度経度のところに持ってきて、航海する距離を求めたりします。勉強になります。

 

上級運航Ⅰの問題はこのようなものです(ヤマハのホームページより参照します)。

こっちは上級運航Ⅱです。

一通り問題をこなして理解した、覚えた気になってましたが、その後に2級の問題を振り返り、1週間くらいたった後に上級運航Ⅰの問題を解こうとしたらすっかり忘れて焦りました。それからさらに2回位問題をやって定着した感じです。

上級運航Ⅰの学科試験ではこの海図の問題が3問でるそうです。