ランドアバウト

 

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こんばんは、こめちゅーです。

ランドアバウトについて調べている。上の地図の輪っかみたいなやつ。日本語で言うと環状交差点。

交差点の一種で海外、私が知っているのはヨーロッパで普及していて、日本でも整備が始まっている。

フランスに仕事で行くことが多かった時期があり、現地での移動はレンタカーだった。ランドアバウトが至るところにあり最初は戸惑った記憶がある。日本から初めて同僚が来るとまずはランドアバウトの走り方を教えた。ウインカーの出し方が独特で、フランスは左ハンドルなんで右に回るんだけど、ランドアバウトを交差点と捉えてまっすぐ出るときはウインカー無し、左方向に出るときは左、右だと右に出す。そして出るときに右にピッと出してランドバウトを出る。乗ったことが無いと意味が判らないと思う。最初のうちは頭の中がグルグル回っていた。初めての5つ角とか変則の交差点では良く出るタイミングを間違い、グルグルだった。

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しかし、慣れてみると合理的で快適だった。

  • 信号待ちなし
  • 停まらない
  • 早くつける
  • 安全

朝夕の混雑時にはランドアバウトに流入する車で減速や停車はあるが、完全に停まることは少なくてストレスも少ない。
信号がないのは当然。だから一度作ってしまえば電気代も機器の保守も不要。
止まらないから当然目的地に早く着ける。アイドリングストップ不要でエコも達成できる。
最後の安全は、回転方向が一緒なんで正面衝突が無いということ。

デメリットとしては土地が必要なことだろう。

マレーシア、ドバイ、台湾にもあった。

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ドバイは砂漠の真ん中にでっかいランドアバウトがあり、そこをでっかいトレーラーが走っていた。

日本はもともと大八車の走っていたような道を車道にしているので交差点をランドアバウトにしようとしても用地買収が難しいのだろう。
インフラの維持コストを考えると今後はランドアバウトを真剣に考えるべきだ。